【はじめに】
このゲームは警鐘を目的として作成しています。
ゲームが終了した後に少しでも危機感を抱いてもらえれば幸甚です。
指数関数的な罹患状態の拡大、重篤状態に対する治療枠の限界、
ロックダウンの重要性と経済影響の疑似体験を目指しました。。
【条件】
・敗北条件はターン終了時に経済力、または健康状態の人口が0以下
・勝利条件はターン終了時に治療薬開発判定に成功し、『治療薬』を入手
・勝利条件と敗北条件を同時に満たす場合は敗北となる
【ターン処理】
・ターンは 人口の健康状態への変化→ロックダウン宣言の有無→感染ロール
→イベント→恐慌判定→治療薬開発判定→経済力影響で1ターンが終了
【初期値】
・初期人口値は30、初期経済力は20、初期研究値は0
初期の人口は全て健康状態
【その他】
・人口は健康、罹患、重篤、死亡の4種類の状態
・ゲーム開始時、イベントカードをシャッフルして山札に置く
・このゲームは小数点以下の数値は全て切り捨て
●人口の健康状態への変化
・ターン経過による罹患状態、及び重篤状態から健康状態への変更を行う
※イベントで健康状態に変更となる場合はイベント時に即座の変更となる
●ロックダウン宣言
・ロックダウン宣言を行うかどうかを選択する
・ロックダウン宣言を行ったターンは感染ロールを1回行わなくて良い
・ロックダウン宣言を行ったターンは経済力影響の際に通常の処理に加え経済力を更に-3する
※1ターン目はロックダウン宣言の処理は発生しない
●感染ロール
・人口は健康、罹患、重篤、死亡の4種類の状態
・感染ロールは以下にて1セット
<罹患判定>→<重篤化判定>→<重篤状態の人口処理>
<罹患判定>
・(健康状態の人口)xD6で【判定値】以下の値が出た数だけ人口が感染状態となる(罹患判定)
・【判定値】について
初期判定値は1、(罹患状態の人口/10) 毎に判定値は1増加、(重篤状態、死亡状態は数えない)
※例:罹患状態の人口が10~19は【判定値】2 、罹患状態の人口が20~29は【判定値】3
・罹患状態の人口は1ターン経過後、健康状態に変更する
例:1ターン目に罹患状態→1、2ターンで重篤化判定→3ターン目開始時に健康状態
<重篤化判定>
・(罹患状態の人口)xD10で1が出た数だけ人口が重篤状態となる(重篤化判定)
※上記の罹患状態の人口は直前の罹患判定で健康から罹患状態となった数を含む
<重篤状態の人口処理>
・重篤状態の人口は「集中治療室」に2ターン待機した後、健康状態となる
但し、「集中治療室」に入れる人口の値は2まで
※例:1ターン目に重篤状態で「集中治療室」に入る→4ターン目開始時に健康状態
・「集中治療室」に入れない重篤状態の人口は直ちに死亡状態に変更する
・死亡状態はゲーム終了まで解除は不可
●イベント
・イベントカードを山札から1枚ドローして直ちに処理を行う
イベント処理が終了後、イベントカードは捨て場に移動する
(クラスター発生のみ次ターンで処理となるが、イベントカードはこのターンで捨て場に移動)
・イベントカードは10枚、内容は以下
不景気/経済力-1(2枚)
恐慌/経済力-3
大恐慌/経済力-5
大流行/健康状態の人口をD6分罹患状態にした後、直ちに感染ロールを行う
景気対策/経済力+2
研究/研究値+1 (2枚)
クラスター発生/次ターンの感染ロールを追加で+1回行う
購入/経済力を-2する事で集中治療室に入れる人口を+1する
※購入は1回のイベントで複数回行えません
・イベントカードが山札からなくなった場合、
捨て場に有るイベントカードをシャフルして再度山札に置く
●恐慌判定
・死亡状態の人口が増加したターンは恐慌判定を行う
・D10を振り、死亡状態の人口(累積)以下の値が出た場合、以下の処理が発生する
・次ターンは感染ロール、及びイベントをそれぞれ追加で+1回行う
・現在のターン、及び次回のターンで経済力影響の際に通常の処理に加え経済力を更に-1する
・次ターン開始時にロックダウン宣言を行えない
・連続して処理となった場合、効果は累積する
※現在のターン、次回のターンで連続して恐慌判定で死亡人口
●治療薬開発判定
・研究値が3以上となったターン以降、毎ターン発生する
・D6を振り、研究値以下の値が出た場合『治療薬』を入手する
●経済力影響
・経済力を+(健康状態の人口/10)
・経済力を-[1+(罹患状態の人口/10)] (重篤状態、死亡状態は数えない)
・更に経済力を-1する事によりイベントカード山札の一番上を確認できる
確認後、山札の一番下か一番上に戻すかを選択できる
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